予防歯科
定期検診・治療後の
メインテナンスの重要性
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虫歯や歯周病は治療後の再発リスクがあります。予防には毎日のセルフケアに加えて、歯科クリニックでの定期的なメインテナンスを通じて、口腔内の清潔かつ健康な状態を維持しましょう。詰め物や被せ物がある場合は、劣化した接合面のわずかな隙間から細菌が侵入し、内部で虫歯の再発が懸念されます。
また、当クリニックでの定期検診は、4~6ヶ月に1回が目安になります。患者様にあらゆる面で負担をかけずに健康な歯を維持します。
予防歯科で行うこと
口腔内チェック
レントゲン写真や、歯周検査を基に、歯や歯肉の状態をチェックし、治療後の説明や今後のケアについての説明を致します。必要に応じて、専門知識を持った歯科衛生士によるブラッシング指導も行います。
スケーリング
歯垢や歯石は虫歯や歯周病の原因となります。歯と歯ぐきの間に入った歯垢や歯石は歯ブラシでは取れないことがあるため、専用の器具を使用して除去します。
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PMTC
歯科医院でのプロによるクリーニング(PMTC)で、歯垢や歯石を落とすだけでなく、表面についた汚れや着色をきれいに落とすことができます。見た目も良くなり虫歯や歯周病の予防にもなります。
- 治療期間
- 1日
- 通院回数
- 1回
Merit メリット
- 歯の着色成分も同時に落とすことができる。
- 口腔内の細菌量を減らし、細菌が付きにくい状態を維持する。
- 虫歯や歯周病リスクの軽減。
Demerit デメリット
- PMTCは自費診療のため、保険が適用できない。
- お口の汚れが全体的にある場合、クリーニングするのに時間がかかる場合がある。
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エアフロー
薬品と水をジェット噴射して歯の表面に吹き付け、嗜好品(タバコや紅茶・コーヒーなど)による着色を取り除きます。
- 治療期間
- 1日
- 通院回数
- 1回
Merit メリット
- 着色汚れに効果的。
- お口の中を傷つける心配がない。
- 施術が短時間で終わる。
- 高い清掃効果が期待できる。
Demerit デメリット
- 歯自体の色を白くする効果はない。
- 保険適用外の自費診療である。
ポリッシング
歯科医またはスタッフによって専用の電動ブラシを使用し洗浄します。歯の表面がつるつるになり、歯ぐきが引き締まるといった効果があります。
ご自宅で行う予防のポイント
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正しい歯磨き
Point.01
毎日の食事で歯垢が増加するため、歯科クリニックで毎日のケアを行うのは非現実的です。虫歯や歯周病の予防には、毎日の正しい歯磨きをご自宅で実践することが重要です。
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デンタルグッズの併用
Point.02
デンタルフロスや歯間ブラシ、液体ハミガキや洗口液など、歯磨きとデンタルグッズを併用し、より充実したセルフケアを実践しましょう。例えば薬効成分のある洗口液なら、細菌の増殖を防止し、歯茎の炎症の鎮静効果や口臭予防が期待できます。
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健康的な食生活
Point.03
食事や間食の回数が多く、時間をかけてダラダラと食べていると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。食事により口腔内は酸性に傾き、歯の成分が溶け出す「脱灰(だっかい)」が始まりますが、再石灰化により虫歯を防げます。しかし、そのような食生活では脱灰のスピードが再石灰化を上回り、歯が溶け続けて虫歯が進行します。