ホワイトニング

飲食物・タバコ

カレーやチョコレート、コーヒーやワインなどの飲食物にはポリフェノールが多く含まれています。ポリフェノールは唾液中のタンパク質と結合し、「ステイン（着色汚れ）」として歯に付着します。
放置されたステインは頑固な汚れとなり、歯の汚れや黄ばみが目立つようになるのです。
また、タバコを吸う方はさらに注意が必要です。タバコのヤニは粘着力が非常に高く、歯の黄ばみ以外に歯肉へのダメージが大きく、歯周病の進行を助長する原因になります。

加齢

加齢に伴いエナメル質が少しずつ薄くなり、象牙質の黄褐色が目立ち始めます。ご高齢の方ほど、歯が黄色く見える傾向にある理由はこのためです。また、口腔ケア不足が見受けられる場合は、ステインや喫煙習慣が歯の黄ばみを強めている可能性があります。

ホームホワイトニングは、歯科医師の指導を受けながら患者様ご自身が都合の良い時間に自宅で行っていただく方法です。
ひとりひとりの患者様の歯型にあったトレー（薄く柔らかいマウスピース）を歯科医師が作り、そのトレーの中に薬剤を注入して歯に装着し、薬剤を作用させて歯を白くします。
簡単なようですが、正しく使用しないと効果がなかなか出ない場合や、逆に著しくしみるようになる場合があります。
使用するホワイトニングジェルによって違いますが、1日に1～2回、30分～2時間程トレーを装着します。

治療期間

2～4週間

通院回数

3～4回

ホームホワイトニングの流れ

最初の1週間で初期効果がでてきます。治療が完了するまでの期間は2～4週間です。（効果には個人差があります）

1. Flow01

   診断

   歯の現在の色や変色した原因を診断します。

2. Flow02

   型取り

   トレーを作るために歯型をとります。

3. Flow03

   ご説明

   使用方法についてご説明させていただいた後、トレー、ホワイトニングジェルをお渡しします。

4. Flow04

   ホワイトニング

   ご自宅にて、トレーに薬液を注入して装着、1日30分から2時間漂白していただきます。

5. Flow05

   確認のご来院

   1週間に1度、効果の程度やしみていないかチェックを行うため、来院していただきます。

オフィスホワイトニングは診療室にて歯科医師により、歯の色調を改善する漂白法です。ホームホワイトニング後、より透明感を出したい場合や特定の歯をより白くしたい場合に最適です。

治療期間

3～4週間

通院回数

1～3回

オフィスホワイトニングの流れ

通常1～3度の来院で完了しますが、更に複数回の来院が必要となる場合もあります。1度の治療時間は約60分です。

1. Flow01

   施術前の準備

   治療の前準備として歯肉・口唇等の保護をします。

2. Flow02

   ホワイトニング

   前準備が整った後、ホワイトニング剤を歯の表面に塗布し、さらに効果を高めるために光を2分間照射します。
   この行程を2～3回繰り返します。

3. Flow03

   施術後の比較

   効果の程度を比較します。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの良い部分を兼ね備えた施術です。具体的には「オフィスホワイトニング」の後に「ホームホワイトニング」を行っていきます。すると、短期間で歯を白くすることができて、その効果がより長持ちするようになります。

治療期間

2～4週間

通院回数

3～4回